歯周病治療のセミナーに行ってきました

平成26年2月2日(日)、さいたま市文化センターにて行われた㈱八甕主催セミナーに参加しました。講演内容は、前回に引き続き、東京医科歯科大学臨床教授の内山茂先生の『歯科医院成功のためのSPT』~ケア発想の歯周治療“SPTの重要性”~についてです。

Dr内山セミナー1

1回目に引き続き
●メンテナンスの効果
●炎症のコントロール
●力のコントロール
●全身疾患との関係
を更に症例も交えて学びました。

そもそもSPT(Supportive Periodontal Therapy)とは…
歯周病の治療で歯科医師による一連の治療が終了し、治癒には至らないものの“病状安定”となった場合の継続的な治療のことをいいます。

Dr内山セミナー4

実際にSPTでは、口腔内細菌による炎症や悪習癖による力のコントロール、食事や生活習慣から起こる口腔内の病変などの原因をみつけて治療にあたります。

また、SPTにおいては、歯周治療と併せて歯科衛生士の継続的なサポートや、患者さん自身が行うセルフケアも大変重要となります。

さらに、患者さんがセルフケアを頑張れるように意識を高めて頂くためには、メインテナンス時の数値も大切ですが“実感”がまず先行すること、歯科衛生士の質の高いプロケアが求められることを学びました。
「歯周ポケットが浅くなった」だけでなく、「歯肉の腫れが少なくなった」「口の中が気持ち良くなった」など、患者さんが自身の“変化を実感”していくことがSPT定着のカギとなります。

そして、安定期の長期的なメインテナンスにおいては、“変わったことに満足するのではなく、変わらなかったことに満足する”まさにケア型医療、SPTの重要性と成功の鍵はここにあると思いました。

Dr内山セミナー3
(新発売の歯周病用歯ブラシ・歯磨剤・含嗽剤)

歯周病の最大のリスクは、患者さんが来院しなくなること、一人ひとりにあった治療と予防を提供して“心・技・言葉”で長く仲良く患者さんに寄り添っていきたいと思います。

最期に、全身疾患との関係では…
昨年、亡くなられた中村勘三郎さんについて、食道がんの手術は成功したものの、術後性肺炎→誤嚥性肺炎→ARDSと死因はがんではありませんでした。手術前後ケアは口腔ケアも含め“命”に係わることを深く考えさせられました。

Dr内山セミナー2

守れなかった命…医科歯科の連携を願ってやみません。

歯科衛生士 横井
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東歯科医院
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川口市芝園町1-1
048-266-3119

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