CBTの研修セミナーに参加してきました


 大阪で開かれたCBT(セントラル・ベアリング・トレーシング 咬合採得の手法)の研修セミナーに行ってきました。中村先生の修練会はその名の通り修練の会で、厳しい言葉と圧倒的な知識に驚いた二日間でした。

 一日目は装置製作についての講義と実習を行いました。

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このセミナーでは参加する際、あらかじめ自分の口腔内の模型をKAVOプロター咬合器に付けて、CBD(装置)を製作して持参しました。講義ではまず精度について厳しく教わり、材料の性質や扱い方も教えて頂きました。我々はミクロン単位の仕事をしているんだよと何度も言われていたのが印象的でした。午後の実習では修練会の技工士さんのデモンストレーションを見せて頂き、自分たちの製作したCBDをマイクロスコープを使いながら最終調整しました。技工士は技術だけじゃなく、理工学の知識も大切だと痛感しました。

 二日目は実際にCBT(CBDを用いた咬合採得)についての講義と実習を行いました。

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大事なのは、噛み合わせを決めるのは誰か、Drでしょうか?入れ歯をつくる技工士でしょうか?そうではなくて患者様本人ということです。患者さんの協力なくして正しい咬合採得は成しえないのです。つまり、患者さんが緊張している(患者さんの筋肉が緊張している)と口腔内の状態は変わります。このまま型どりしても正しい模型にはなりません。いかに患者さんにリラックスしていただける状態をつくれるか、そのために治療法をしっかり説明したり時には雑談したりして、恐怖心や不安感を取り除き、心をひらいてもらうことがとても大事ということを改めて教わりました。

 二日間を通して、技工に関してはより深く、また今まで知らなかったチェアサイドの大変さも学びました。私たちDr、技工士、衛生士はお互いの仕事はできません。それはそれぞれが専門的でそれぞれがその分野のプロフェッショナルだからです。だからこそお互い尊敬しあい、協力しながら、患者さんと共に一つの修復物をつくりあげていくことが大切だと学びました。

歯科技工士 芦田 風友乃
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