予防の運用と実践セミナーに行ってきました

6月24日(日)、アートヴィレッジ大崎セントラルタワーにて行われた、鶴見大学歯学部臨床教授の武内博朗先生のセミナーに参加してきました。

武内先生セミナー1

午前中の講義では、症状のない人にどのように歯周病を理解し受診して頂くか、有効的な歯周治療、そこから継続したメンテナンスの重要性まで、システマティックな診療体系のつくり方を聴講しました。
午後は、3種類のテーブルクリニックを

①3DS(Dental Drug Delivery System)の治療内容と使用機材
武内先生セミナー2
(3SDに関わる多種多様な薬剤や歯ブラシなど直接手に取り体感)

②位相差顕微鏡の臨床運用と説明法
武内先生セミナー4
(実際に参加者の口腔内細菌を採取し、動画操作の実習)

③ドラック・リテーナーの素材とラインナップ
武内先生セミナー6
(歯科技工士の上田友和先生による3DSトレーの説明)

参加者を3グループに分けローテーションで説明や実践指導を受けました。

また、卓上実習では歯科衛生士に必要な古いバオフィルムのリスクの説明法や患者さんへの提示や、ハンドクリーニング、PMTC、エアーフロー等の動画による解説、プロバイオティクス・善玉菌置換療法を学びました。

最後には1日の総括として、実際にチェアーサイドで役立つコミュニケーションパネルを使った説明法、いかに患者さんに短時間で「うまく」伝えるためのシステマティックなQ&Aのポイントを教えて頂きました。

武内先生は3DSの研究開発者のメンバーで、多くの学術研究や著書を発行されており、とても有名な先生にも関わらず、開業されている歯科医院では毎日多くの患者さんの治療にあたられています。普段は学会などの大きな会場で講演を聴くことしかできませんが、今回のこの参加型セミナーは、学者畑の臨床医としての先生らしい理論的でかつ実践的な身につくセミナーで大変感動しました。他の参加の先生方も熱心に写真やメモをとられていたのが印象的でした。
武内先生セミナー5
(セミナー終了後、武内博朗先生とご一緒に)

成人の約8割(8000万人)が歯周病といわれる現在、歯科医院を受診している人は130万人、なんと60人中ひとりしか治療していないことになります。ただ、8020運動の達成者が30%を超えたという嬉しいデータも先生から教えて頂きました。
“古い歯垢をとり除く”ことは、歯を可能な限り削らず、患者さんにとって苦痛な治療ではない、まさしく低侵襲性の治療であり、これを浅く広く多くの人に浸透させ、60分の1を少しでも上げていくことが、私達の使命であることを改めて学びました。

次回9月は、歯科における食育・生活習慣指導のセミナーの予定です。今から楽しみです。

歯科衛生士 横井節子
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川口市芝園町1-1
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